#4 子育て環境に配慮 パパ支援助成金

福耳社労士の鈴木正行です。

いつもお世話になっております。 今回のメルマガでは、子育てパパ支援助成金についての最新情報をお届けします。2024年度は助成金額が前年度よりも上がり、より多くの男性従業員が育児休業を取得しやすい環境が整備されています。

【助成金の概要】 出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)は、男性従業員が育児休業を取得しやすい環境を整備した企業に支給されます。第1種と第2種があり、それぞれの申請条件と助成金額が異なります。

どんな助成金?

【申請要件】

第1種(男性従業員の育児休業取得) 対象者: 育児・介護休業法に基づき、育児休業を取得した男性従業員 申請内容: 雇用環境整備の措置を実施し、育児休業取得者の業務を代替するための業務体制を整備 助成金額: 1人目は20万円(4つ以上の雇用環境整備措置を実施した場合は30万円)、2人目以降は10万円

第2種(男性の育児休業取得率の上昇等)対象者: 第1種の助成金を受給済みで、男性従業員の育児休業取得率を上昇させた企業 申請内容: 第1種の条件を満たし、男性従業員の育児休業取得率を30ポイント以上上昇させるなどの取組みを実施 助成金額: 上昇したポイントに応じて、最大60万円の支給

父親の育児参加は家族の絆を深める

最近の研究によれば、父親が積極的に育児に参加することが、子供の発達や家族の絆に良い影響を与えることが示されています。育児休業を取得することで、父親は子供との絆を深めるだけでなく、家庭内の役割分担も促進され、パートナーシップが強化されます。

また、企業にとっても育児休業を取得する男性従業員が増えることで、従業員のモチベーションや忠誠心が向上し、企業の離職率や採用コストを削減する効果が期待されます。さらに、女性従業員にとってもパートナーの育児参加が増えることで、仕事と家庭の両立がより実現しやすくなり、女性のキャリア形成にもプラスの影響を与えます。

ですから、子育てパパ支援助成金の活用は単なる経済的な支援だけでなく、社会全体の健全な発展にも貢献する重要な取り組みと言えます。

助成金の詳細や申請方法については、福耳社労士までお気軽にお問い合わせください。 子育てと仕事の両立を支援するための助成金を活用して、職場環境の改善に取り組みましょう! ご質問やお問い合わせがございましたら、お気軽にご連絡ください。

PAGE TOP